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黒江システム技研のよもやま話~第3回~

皆さんこんにちは!

黒江システム技研、更新担当の中西です。

 

システム(FA・ロボットシステム・搬送ライン等)は、多数部品・制御要素・作業組み合わさる複合エンジニアリング結晶です。その設計意図確実現場届け、ミスなく製作・施工つなげるため不可欠が「図面書き出し」です。

図面は、設計可視する唯一媒体あり、正しく・明確に・すく書き出すことが、すべて工程品質効率左右ます


1. システムにおける図面役割

機械設計・電気設計・ソフト設計つなぐ“共通言語”

  • 構造図、レイアウト図、配線図、I/O図、PLC入出力マップなど

  • 専門領域図面を通じて意図理解・調整

設計しかからない図面」では、現場部署連携崩れるリスク


発注先・製作業者正確指示

  • 機械部品・制御盤・配線ケーブルなど外注図面提出必要

  • 図面不備=追加工・製作・納期遅延

書き出し形式・種・イヤー設定ミスコスト招く


2. 書き出しポイント注意

項目 具体内容
ファイル形式 PDF、DXF、DWGなど、受け手使い分け
スケーリング 実寸出力サイズ整合、1:1または1:5/1:10明記
種・色分け 製作物・具・配線など用途視認確保
注釈・記号・寸法 国際標準/JIS表記、不要省略避ける
改訂履歴 番・数・改訂内容明確記録

わかる”こと優先。「一人設計」自己満足避ける文化必要


3. 書き出し精度生む“具体成果”

  • 誤差製作 → 組立工数削減 → 工期短縮

  • 現場混乱なし → クレーム・指示待ちロ → 顧客満足向上

  • トラブル設計意図すぐ追える → 現場対応上がる

設計価値は“正しくわったかどうか”決まる。


4. 図面書き出しを「業務資産化」するは?

  • 社内標準テンプレート整備

  • 書き出しルール(ファイル名・バージョン管理)明文化

  • CAD→PDF変換確認ステップマニュアル

  • 出力レビュー制度導入(複数設計相互確認)


設計品質=図面品質」ある

システムは、最終現場で“形”初めて成果なります。その“形”正確再現させるためは、図面書き出しという作業が「品質保証最後砦」あることを、設計自身理解しななりせん。

 

 

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黒江システム技研のよもやま話~第2回~

皆さんこんにちは!

 

黒江システム技研、更新担当の中西です。

 

 

【第2シリーズ】現場でのリアルな導入事例をご紹介!

 


第2回目では、実際に私たちが手がけた省人化システムの導入事例をご紹介します。


「システムを導入したら、何がどう変わるの?」という疑問にお答えします!


🏭 事例①:製造工場でのAGV(自動搬送車)導入

 

🔍 Before(導入前の悩み)
ある製造工場では、材料や部品を人が台車で運ぶ作業が、1日に何十回も発生していました。
とくに熟練のスタッフがこの単純作業を担当しており、「せっかくの技術が活かせていない」という課題がありました。

🔧 After(導入後の変化)
AGV(自動搬送車)を導入し、決まったルートをセンサーで走行し、材料を自動で運ぶように。
スタッフは、組立や検査など「人にしかできない作業」に集中できるようになりました!

📌 効果:
・移動時間がゼロに!作業効率20%アップ
・作業員の疲労軽減 → 離職率も改善
・現場のレイアウトもスッキリ!


🏬 事例②:物流倉庫でのセンサー仕分けシステム導入

 

🔍 Before(導入前の悩み)
商品の仕分けを手作業で行っていたため、バーコードの読み間違いや出荷ミスが頻発…。
しかも、繁忙期には人を増やしても追いつかず、現場は常にバタバタ状態でした。

🔧 After(導入後の変化)
自動仕分けレール+高精度スキャナーを導入し、商品を置くだけで自動的に出荷先ごとのラインへ分岐
経験や言語に関係なく誰でも使えるので、外国人スタッフにも好評です!

📌 効果:
・誤出荷がゼロに!
・仕分けスピードが30%向上
・作業がシンプルになり、トレーニング時間も大幅短縮!


💬 導入された企業さまの声

 

「“なんとなく”やってた作業が見える化されて、改善ポイントがはっきりしました」

「人員を減らすどころか、残ったスタッフが生き生きと働けるようになった」
「これからは“働きやすさ”も経営の強みになると実感しています」


いかがでしたか?
省人化システムは、大がかりなロボット導入だけじゃありません。
「ちょっとだけ楽になる」仕組みを足すだけで、現場の空気がガラッと変わることもあるんです!

次回は、「そんなシステムって、どうやって“設計”しているの?」というお話を、裏側の視点からご紹介します♪

 

 

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黒江システム技研のよもやま話

皆さんこんにちは!

黒江システム技研、更新担当の中西です。

 

 

すっかり春のぽかぽか陽気となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?

今月からブログ更新頑張っていきます!

 

 

【第1シリーズ】そもそも「省人化システム」って何?


本日からスタートするブログシリーズでは、私たちの仕事である「省人化システム設計・設置・修理」について、現場の声やリアルな事例も交えながら、わかりやすく&ちょっと専門的にご紹介していきます😊

記念すべき第1回目のテーマは、「そもそも省人化システムって何なの?」です!


🤖「省人化」と「自動化」、どう違うの?

 

「省人化」と聞くと、「機械に人の仕事が奪われるんじゃないの?」という心配をされる方もいます。
でも実際はそうではありません!

  • 自動化は、もともと人がやっていた作業を完全に機械が置き換えること。
     → 例えば、全自動でパンを焼くオーブンや、工場で休まず働くロボットアームなどですね。

  • 省人化は、人の作業を“完全にはなくさずに”、機械やシステムの力を借りて人手を減らすこと。
     → つまり、「人×機械」でバランスよく分担して、効率よく働ける環境をつくることが目的です。

省人化は「人を減らすことが目的」ではなく、「人がやるべきことに集中できる環境をつくること」が目的なんです。


💡 省人化システムって、どんなものがあるの?

 

現場や業種によって、導入されるシステムはさまざまです!たとえば…

  • 搬送装置(コンベア・AGVなど)
     → 人が運んでいた荷物を、自動で所定の場所へ。

  • 自動仕分けシステム
     → センサーやスキャナーで商品を読み取り、自動でレーンを切り替えて仕分け。

  • タッチパネル式の作業指示システム
     → ペーパーレス化&作業ミス削減。多国籍スタッフの現場でも大活躍!

  • エラー自動検知システム
     → 温度や湿度、流量などの異常をリアルタイムで感知。人が見張っていなくてもOK!

これらを、お客様の現場に最適なかたちで設計・製造・設置し、導入後の修理や点検まで一貫して行うのが私たちの仕事です😊


📦 こんな方におすすめのシステムです!

 

  • 人手不足で、毎日の業務がまわらない…

  • ベテランの退職が迫っていて技術の継承が不安…

  • 作業のミスや品質バラつきが課題になっている…

  • 現場をもっと安全&効率的にしたい!

そんな悩みに、**「ちょうどいい省人化」**を提案できるのが私たちです!


次回は、実際の導入現場では「どんなふうに役立っているのか?」を、リアルな事例とともにご紹介します!

お楽しみに!

 

 

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今後ともよろしくお願いいたします。