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日別アーカイブ: 2025年5月16日

黒江システム技研のよもやま話~第3回~

皆さんこんにちは!

黒江システム技研、更新担当の中西です。

 

システム(FA・ロボットシステム・搬送ライン等)は、多数部品・制御要素・作業組み合わさる複合エンジニアリング結晶です。その設計意図確実現場届け、ミスなく製作・施工つなげるため不可欠が「図面書き出し」です。

図面は、設計可視する唯一媒体あり、正しく・明確に・すく書き出すことが、すべて工程品質効率左右ます


1. システムにおける図面役割

機械設計・電気設計・ソフト設計つなぐ“共通言語”

  • 構造図、レイアウト図、配線図、I/O図、PLC入出力マップなど

  • 専門領域図面を通じて意図理解・調整

設計しかからない図面」では、現場部署連携崩れるリスク


発注先・製作業者正確指示

  • 機械部品・制御盤・配線ケーブルなど外注図面提出必要

  • 図面不備=追加工・製作・納期遅延

書き出し形式・種・イヤー設定ミスコスト招く


2. 書き出しポイント注意

項目 具体内容
ファイル形式 PDF、DXF、DWGなど、受け手使い分け
スケーリング 実寸出力サイズ整合、1:1または1:5/1:10明記
種・色分け 製作物・具・配線など用途視認確保
注釈・記号・寸法 国際標準/JIS表記、不要省略避ける
改訂履歴 番・数・改訂内容明確記録

わかる”こと優先。「一人設計」自己満足避ける文化必要


3. 書き出し精度生む“具体成果”

  • 誤差製作 → 組立工数削減 → 工期短縮

  • 現場混乱なし → クレーム・指示待ちロ → 顧客満足向上

  • トラブル設計意図すぐ追える → 現場対応上がる

設計価値は“正しくわったかどうか”決まる。


4. 図面書き出しを「業務資産化」するは?

  • 社内標準テンプレート整備

  • 書き出しルール(ファイル名・バージョン管理)明文化

  • CAD→PDF変換確認ステップマニュアル

  • 出力レビュー制度導入(複数設計相互確認)


設計品質=図面品質」ある

システムは、最終現場で“形”初めて成果なります。その“形”正確再現させるためは、図面書き出しという作業が「品質保証最後砦」あることを、設計自身理解しななりせん。

 

 

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