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黒江システム技研のよもやま話~第20回~

皆さんこんにちは!

黒江システム技研、更新担当の中西です。

 

~“自動化”から“知能化・つながる化”へ~

 

PLCと産業用ロボットの登場を中心に、省人化が「機械化→自動化→システム化」へ進み、設計~設置・修理を担う仕事が“総合技術”へ拡張してきた歴史を見ました😊

今回はその続き。
1990年代以降の省人化は、単なる自動化では勝てなくなります。
理由はシンプルで、現場がより難しくなったからです👇

  • 多品種少量が増える🧩

  • 品質要求が上がる✅

  • 人手不足が慢性化する👥

  • 止まったときの損失が巨大になる💸

  • データで改善する時代になる📊

つまり、省人化システム業は「動かす」だけでなく、
**“変化に強く、止まらず、学習して改善する仕組み”**を作る産業へ進化していきます🚀✨


1)90年代:メカ+電気+ソフトの“融合”が当たり前に🧠🔧💻

この頃から省人化設備は、単体機ではなく

  • センサー(近接・光電・圧力・温度)👀

  • サーボモーター(位置決め・速度制御)🎯

  • タッチパネルHMI(見える化)📟

  • インバータ(省エネ・可変制御)⚡

  • 安全機器(ライトカーテン・安全リレー)🛡️
    を当たり前に組み込み、“メカトロ”が標準になります。

ここで設計~設置・修理業の価値がさらに増えます。
なぜなら、故障原因が「機械だけ」ではなくなるからです😅

  • 配線のノイズ

  • センサーの閾値ズレ

  • サーボの原点ズレ

  • プログラムの条件分岐ミス

  • オペレーションの手順違い
    こうした複合原因を解いて、現場を復旧させる力が求められます🧩🛠️

“直せる人がいる会社”が信頼される時代が本格化します。


2)画像処理・検査の進化:省人化は「手作業置き換え」から「品質を作る」へ📷✅

省人化で難しいのは、単純作業だけではありません。
むしろ人がやっていた “見る・判断する” 作業をどうするかが勝負になります👀

そこで広がっていくのが、画像処理・自動検査。

  • キズ検査

  • 欠品検査

  • 印字チェック

  • 位置ズレ検出

  • 色・形状判定
    など、人の目に頼っていた工程が、システム化されていきます📸✨

ここで業界の役割は「装置を作る」から、
**“検査の基準を設計し、誤判定を減らし、現場に馴染ませる”**へ。
地味ですが超重要です😣
検査が厳しすぎると止まり、緩すぎると不良が流れる。
現場に合わせて“ちょうどいい”を作ることが、設計・調整・保全の腕の見せ所になります🎯✨


3)搬送革命:AGVからAMRへ。人が歩く距離を減らす省人化🚚🤖

現場のムダで大きいのが「運ぶ」。
だから搬送の自動化は省人化の王道です👑

  • コンベア(定点・連続搬送)➡️

  • リフター・昇降機(高さの壁を超える)⬆️⬇️

  • AGV(決まったルートで運ぶ)🛣️

  • AMR(柔軟に動ける搬送)🧭

搬送が自動化されると、ラインの設計思想そのものが変わります。
「人が持ってくる前提」から
「設備が必要なタイミングで呼び出す」へ📦✨

ここでも設計~設置・修理業が効いてきます。
搬送は動けばいいのではなく、

  • 人と交錯しない安全設計🛡️

  • 渋滞・滞留を起こさない動線設計🗺️

  • 止まったときの復旧手順📋
    がセットで必要です。


4)Industry 4.0:2011年、「つながる工場」が合言葉になった📡🏭

省人化の歴史で、もう一つ象徴的なのが Industry 4.0(第4次産業革命)
「Industrie 4.0」という用語が2011年のハノーバー・メッセで使われた、とする説明があります。

ここから省人化は、単体設備の自動化だけでなく、
工場全体のデータ連携へ加速します📈✨

  • 設備稼働の収集(稼働率・停止理由)📊

  • 異常の通知(止まる前に気づく)🔔

  • トレーサビリティ(いつ何をどう作ったか)🧾

  • 遠隔でのサポート(現場に行く前に状況把握)💻

ここで「設計~設置・修理」の仕事は、機械屋・電気屋だけでは終わらなくなります。
ネットワーク、データ、サーバ、セキュリティ…。
**“動かす技術”+“つなぐ技術”**が必要になったんです🔌📡


5)保全革命:壊れてから直す時代から、止めないための「予兆・予防」へ🛠️➡️🔮

省人化が進むほど、設備が止まったときの損失は大きくなります💸
だから保全の価値が爆上がりします。

  • 定期点検(摩耗部品の計画交換)🗓️

  • 予防保全(壊れる前に手当て)🧰

  • 予知保全(データで兆候を捉える)📈

  • リモート保全(遠隔で状況確認・支援)💻🔧

ここで“修理業”が単なる修理屋さんではなく、
現場の稼働率を守るパートナーに進化します🤝✨

「止まったら呼ばれる」から
「止まらないように一緒に仕組みを作る」へ。
この変化が、後編の歴史の核心です🔥


6)協働ロボットと人の再配置:省人化は“人を減らす”より“人を活かす”へ👷‍♀️🤖

近年の省人化で重要なのは、“全部無人化”ではなく、
人とロボットの役割分担です😊

  • ロボ:重い・速い・繰り返しが得意🤖

  • 人:柔軟・判断・例外対応が得意🧠

この考え方が現場で強くなり、省人化システムは
「人の仕事を奪うもの」ではなく
人の仕事を“付加価値側”に寄せる道具として語られるようになります✨

だから設計のポイントも変わります👇

  • 人がやりやすい段取り(補助装置)🧰

  • 取り回しが良い治具📐

  • 例外時の復帰が簡単な操作画面📟

  • 安全設計(接触・停止・復帰)🛡️
    ここまで含めて、総合設計が求められます。


7)いまの省人化システム業が“選ばれる条件”✅

現代の発注側は、単に設備を作るだけでなく、次を強く求めます。

立上げが早い(短工期・短調整)⏱️
止まりにくい(安定稼働・品質)🛡️
直しやすい(保守性・部品供給)🔧
改善できる(データ収集・拡張性)📈
人が育つ(運用教育・手順化)👥

つまり、省人化システム設計~設置・修理業の価値は
装置の出来栄え+運用のしやすさ+保全の強さで決まります🏆✨


省人化システム業は「自動化」から「知能化・連携・保全」へ進化した📡🤖

  • 90年代以降、メカ・電気・ソフトが融合し“複合原因”を解く力が価値になった🧩

  • 画像処理や搬送の進化で、置き換えは作業だけでなく“判断”領域へ📷

  • 2011年のIndustry 4.0を象徴に「つながる工場」へ加速

  • 修理は“復旧”から“止めない保全”へ進化🛠️

  • 人とロボの協働で、省人化は「人を活かす」方向へ🤝


✅結び:省人化システム設計~設置・修理業の歴史は、「現場を止めない」ための進化の歴史🏭✨

省人化は、派手なロボットだけの話ではありません。
現場の困りごとを聞き、最適な仕組みに落とし込み、立ち上げ、そして止めない。
その積み重ねが、産業を前に進めてきました😊